日商簿記3級
統一試験とネット試験どちらで受けるか悩んでいませんか?
もしくはネット試験で受けたいけど、どんな感じなのか気になっているのではないでしょうか。
私はネットで日商簿記検定を受けたので、
その感想とネット試験のメリットやデメリットをお伝えします。
簿記3級ネット試験の感想
まず感想を一言で表すと
「あっけなかった」です(笑)。
ネットで簡単に試験を受けられるので、そうなってしまうのは仕方ないかもしれません。
試験当日の流れ
受付
私は家から徒歩10分くらいにあるテストセンターで受けに行きました。(近い!!笑)
特に受験票などもなく、受付に行くと名前と身分証明書の提示を求められ、
試験会場、座席の案内と試験の受け方の軽い説明をされました。
ここまで数分で終わります。
試験の開始まで時間があり、すぐに始めるか開始時間まで待つか選べました。
勉強はもう十分だと思ったので、すぐに試験を始めることに。
「もう少し勉強したい」という方は、開始時間まで待ち、勉強することも出来ます。
事前の案内には、30分前から5分前までに会場に着くよう指示があったので、おそらく試験開始時間の30分前から始められると思います。
入室から試験開始
電卓と貴重品のみを持ち、案内された座席に着きます。
受付で貰った紙に受験番号とパスワードが書かれているので、それを入力しログイン。
「開始」ボタンを押すとすぐに試験がスタートします。
よくある時間になったらみんな一斉に始めるといった感じではなく、自分の好きなタイミングで始める感じです。
試験中の様子
パソコンを使っての試験なので
画面を見ながら数値を入力したり、勘定科目をプルダウンで選択するという慣れない方法で問題を進めていくことになります。
ですが、計算用紙はもらえるので、そこに書き込みはできます。
あと、私はあまり気にならなかったのですが、キーボードタッチの音が結構響く。
周りの音が気になる人は、あまり集中できないかもしれません。
感染症対策のためか、他の受験者との席は離れて座っていたので、普段の試験よりは音はマシな方です。
統一試験でも電卓の音が響くと思うので、これはネット試験と統一試験どっちもどっちという感じですかね。
画面上に残り時間がカウントダウン形式で表示されるので、時間が迫ってくるとちょっと焦る(笑)。
試験終了後
終了時間にならなくても、「終了」ボタンを押すと試験が終わり、退出できます。
終了すると次の画面ですぐに得点が表示され、「合格」か「不合格」かの表示がされます。
すぐに出るので、合格発表の前に心の準備をしている暇はありません。
その後、受付で得点が印刷された紙を渡され、試験終了。
ネット試験は、受付から合格発表まで1時間ちょっとで完結します。
短時間で全てが終わるので、あっけなかったと思うかもしれません。
合格すると合格証がダウンロードできるQRコードも渡されるので、自分でダウンロードし、印刷することになります。
ネット試験のメリット
実際にネット試験を受けて感じたメリットを解説します。
いつでも受験ができる
統一試験と違い
ネット試験は、ほぼいつでも受験ができるので自分の好きなタイミングで試験を受けられます。
また受験場所も多くあり、家から近い場所を選ぶことが出来ます。
予め受験時期を決めて、そこに合わせて勉強スケジュールを組むのがオススメ!
すぐに結果が分かる
試験が終わったらすぐに結果が分かります。
そのため、3級を合格した日にすぐ2級の勉強に入れます。
不合格となってしまっても1週間後など、すぐにもう一度受験ができます。
統一試験は、3ヶ月に1回ぐらいしかやっていないので、ここは大きなメリットです。
ネット試験のデメリット
ネット試験は便利ですが、デメリットもあります。
パソコン操作に慣れないと難しい
試験勉強をする時は、紙で行うことが大半だと思うので、本番でいきなりパソコンを操作して問題を解いていくのはどうしても慣れない作業になってしまいます。
慣れない作業で、いつもより時間がかかってしまい焦ることもあるかもしれません。
だらだらと勉強してしまう
ネット試験はいつでも受けられ、変更やキャンセルは3日前まで可能です。
そのため、いつでも受けられることに甘えてしまい
試験直前になって「やっぱりもう少し先にしよう」ということも出来てしまいます。
だらだらと勉強を続けることにならないように、一度日程を決めたら絶対変更しないという強い意志を持って臨みましょう。
まとめ
簿記のネット試験は簡単に受けられるので、個人的にはかなりオススメです。
試験が意外とサクッと始まり
サクッと終わり
合否判定が出るので、試験を受けた感はあまりしないかもしれませんが(笑)。
パソコン操作に自信がある人や近くに試験センターがある方は検討してみるといいかもしれません。
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