現在のポケットモンスターソード・シールドのランクマッチでは、
手持ちに伝説のポケモンを2体まで選出できます。
(適用ルール:2022年2月1日〜2022年9月1日)
今まで禁止とされてきた強すぎる伝説のポケモンが使えるようになったため、
ランクバトルをあまりやったことのない方でも、勝ちやすいパーティが組めるようになりました。
今回は、伝説ポケモンの中でも、特に強くて扱いやすいポケモン5匹を解説します。
強い伝説ポケモン5選
今回ご紹介する伝説ポケモンは、
あまり深く考えずに技を撃っていくだけで、勝てることもあるので、ランクバトル初心者にもオススメです。
カイオーガ
まずは、ルビー・サファイアで登場した、カイオーガ

水の単タイプで、弱点が少ないので、とても扱いやすい。
カイオーガの特性「あめふらし」は、場に出ると天候が雨になり、
水タイプの技の威力が1.5倍になります。
雨による威力上昇と、タイプ一致の1.5倍もかかるので、威力は2.25倍。
これだけでもかなり強いですね。
そして、「しおふき」というHPが満タンの時、威力150の超強力な技を使えます。

超高威力なので、耐久のあるポケモンでも、一撃で倒せてしまうほど。
他にも天候が雨の時必中になる「かみなり」を覚えるので、
水タイプが出てきても、圧倒的な火力を出せます。
残りのHPが少なくなってきたら、専用技「こんげんのはどう」を使っても強いです。
オススメ技構成
- しおふき
- かみなり
- れいとうビーム
- こんげんのはどう
れいとうビームは、ドラゴンタイプ用に。
耐久ポケモンが出てきた時のために「ぜったいれいど」を入れるのもいいでしょう。
すばやさが低いので、「こだわりスカーフ」を持たせるのがオススメ。
カイオーガ対策としては、
- 水を無効にする特性「ちょすい」を持ったポケモン
- パルキアのように水技を4分の1にするポケモン
これらのポケモンを出すのが有効です。
カイオーガは、HPが満タンの時、「しおふき」を連発していれば、たいていの相手を倒せる恐ろしいポケモンです。
ゼルネアス
X ・Yの伝説ポケモン
フェアリータイプのゼルネアス

ゼルネアスの特性「フェアリーオーラ」は、フェアリータイプの威力が約1.33倍になります。
タイプ一致の補正もかけると、ゼルネアスの放つフェアリー技は、威力が約2倍です。
ただし、相手のポケモンもフェアリー技の威力が上がるので注意が必要。
専用技の「ジオコントロール」は、自身のとくこう、とくぼう、すばやさを2段階上げる技。
使うには、ソーラービームのように1ターン溜めが必要です。
そのため、「パワフルハーブ」を持たせて1ターンで発動できるようにしましょう。

2段階上がったとくこうから繰り出される「ムーンフォース」が非常に強力です。
オススメの技構成
- ジオコントロール
- ムーンフォース
- 10まんボルト
- きあいだま
「ラスターカノン」や「くさむすび」も覚えるので、技の範囲が広く、いろいろなポケモンと戦えます。
こうげきも高く、「インファイト」や「げきりん」を覚えるので、両刀型として使うのもアリ。
ゼルネアスの対策として、
フェアリータイプの弱点である鋼タイプを持ち、フェアリーオーラの恩恵を受けられるザシアンが有効です。
伝説には伝説を。
ジオコントロールを封じるため、「ちょうはつ」を先手で入れておくと、こちらが有利になります。
一度ジオコントロールをすれば、なかなか止まらなくなるポケモンです。
イベルタル
続いてもX ・Yの伝説ポケモン
あく・ひこうタイプのイベルタル

特性「ダークオーラ」はあくタイプの威力が約1.33倍になります。
フェアリーオーラのあくタイプバージョン。
イベルタルがあくタイプの技を使うと、タイプ一致補正もかかり、威力が約2倍になるので強力です。
専用技の「デスウィング」は、威力80と低いですが、
与えたダメージの4分の3回復するという優秀な技です。

技のエフェクトとデスウィングという名前からして、あくタイプの技かと思いきや
ひこうタイプなのが少し残念。
せっかくのダークオーラの効果が受けられません。
たぶん、あくタイプにすると強すぎるからかな……。
オススメ技構成
- デスウィング
- あくのはどう
- ふいうち
- ねっぷう
先制技の「ふいうち」は、あくタイプなので、威力が上がります。
「あくのはどう」を「イカサマ」に変えて両刀型にするのも強いです。
また、「はねやすめ」も覚えるので、耐久型にもできます。
ダイジェットをタイプ一致で撃てるところもポイント。
イベルタルの対策として、
- フェアリータイプに弱いので、ゼルネアスやザシアンを出す。
- 耐久力があり、あくとひこうを半減するバンギラスを使う。
バンギラスを出されると何もできなくなります。
イベルタルは、あくタイプの技が強力で、HPが減ったらデスウィングをするという戦い方が強力。
ザシアン
ソード・シールドで初登場のザシアン
伝説ポケモンの中では、使用率No.1

はがね・フェアリーという優秀なタイプをあわせ持っています。
ザシアンのこうげき種族値は、全ポケモントップクラス
すばやさもトップクラスに高く、多くのポケモンに先手を撃てるので最強と言っても過言ではないでしょう。
特性は「ふとうのけん」で、場に出た瞬間、こうげきが1段階上がります。
トップクラスの攻撃力がさらに高くなる、まさにぶっ壊れ性能です。
ザシアンに「くちたけん」を持たせると、
「けんのおう」という姿になり、
「アイアンヘッド」が「きょじゅうざん」に変わります。
「きょじゅうざん」は、威力100の鋼技、
ダイマックスした相手には、ダメージが2倍という効果つき。

この専用技が超強力
レイドバトルでも同じ効果があるので、よく使う方も多いのではないでしょうか。
もちものが「くちたけん」一択になるのが唯一のデメリットになりますが、
それでも強すぎる性能です。
オススメ技構成
- きょじゅうざん
- じゃれつく
- インファイト
- でんこうせっか
タイプ一致の「きょじゅうざん」と「じゃれつく」は絶対として、
残る2枠は、この他に「ワイルドボルト」や「せいなるつるぎ」などが候補に上がります。
ザシアンは、強力な物理技を多く覚えるので、技構成に悩みます……。
対策としては、
- 特性「てんねん」を持ち、「きょじゅうざん」を半減できるヌオーを出す。
- 「こだわりスカーフ」を持たせたメタモンで先に攻撃する。
メタモンは、相手の能力値をコピーするので、
もともと1段階上がっているザシアンのこうげきにプラスして、
コピーした「ふとうのけん」で、もう1段階こうげきが上がります。
ザシアンからしたら一番相手にしたくないポケモンですね笑。
あまりに強すぎるので使用率が高く、対策されやすいのもデメリット。
単純な超高火力アタッカーなので、ザシアンを使うと誰でも勝率が上がります。
バドレックス
ソード・シールドの追加コンテンツ
「冠の雪原」で登場した伝説ポケモン。
2つの姿がありますが、今回紹介するのは、
「こくばじょうのすがた」

バドレックスとレイスポスが合体した(上に乗っただけ)ポケモンです。
タイプは、エスパー・ゴースト
とくこうとすばやさが全ポケモン中トップクラスに高い、超高火力とくしゅアタッカー。
特性は「じんばいったい」
バドレックスの「きんちょうかん」と
レイスポスの「くろのいななき」の
2つの効果をあわせ持つ特性です。
要するに特性が2つ使えるということ。
「きんちょうかん」はきのみが食べられなくなるという
伝説ポケモンなのにあまり強くない特性ですが
「くろのいななき」は、相手を倒すととくこうが1段階上がる特性です。
1度相手を倒すと、とくこうが上がった状態で2体目と戦えるので、とても有利になります。
専用技の「アストラルビット」は、ゴーストタイプで、威力120という破格の技。
こんなに高火力なのに、反動や能力値ダウンなどのデメリットが何もないので、誰でも使いやすいです。

高いとくこうを持つバドレックスの「アストラルビット」は、並大抵のポケモンでは受け切ることができません。
オススメ技構成
- アストラルビット
- サイコショック
- ドレインキッス
- エナジーボール
基本的に「アストラルビット」か「サイコショック」を使い、相性の悪い相手には他のこうげきをする戦法。
この他に、「トリック」や「みがわり」を覚えるので、
変化型として使うと相手の意表をつくことができるので面白いです。
バドレックスの対策として、
- あくタイプのポケモンを使う
- とくしゅ耐久の高いポケモンを使う
こういったポケモンを使って戦うのがオススメです。
耐久は低いので、4倍弱点のあくとゴーストタイプのこうげきに滅法弱い。
先制技の「ふいうち」や「かげうち」をやられると負けてしまうこともあります。
特にエスパーとゴーストの技を半減するあくタイプのポケモンで対抗するのが有効です。
バドレックスは圧倒的な火力で、多くのポケモンを一撃で倒すことができますが、
耐久が低く、あくタイプとゴーストタイプに非常に弱いので、繰り出す時には注意が必要になります。
まとめ
伝説ポケモンはもともとのステータスが高く、普通に使っても強いですが、使う技や特性でさらに強くなります。
今回紹介した5匹のポケモンは、単純に技を打っていくだけで相手を倒せることが多いのでオススメです。
これからランクバトルをやってみようと思ってる方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
ランクバトルで伝説のポケモンが使えるルールは滅多にないので、今のうちに使って楽しみましょう。
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