会社を辞めたいと思っても、なかなかいい理由が見つからない方は多いと思います。
不満があって辞めたいわけですが、それを直接伝えると引き止められる原因になってしまうので、良い理由を考えてもなかなか浮かばないものです。

私も前職を辞める時、上司に退職理由をなんて伝えようかめちゃくちゃ悩みました。
そこで、今回は退職理由として伝えたら良い理由ベスト5を発表していきます。

引き止められない退職理由
まず、結論として引き止められない退職理由のベスト5がこちらです。
- 残業が多い
- 思っていた仕事ではなかった
- 他にやりたいことが出来た
- 家庭の事情
- 転職先が決まった
第5位 残業が多い
残業が多いと心身ともに疲弊してしまい、会社を辞めたい気持ちが強くなります。
求人票には 残業時間の 月平均20時間以内 と書かれていたのに、実際働いてみたら毎月45時間を超えていた
なんて会社は割とあると思います。
実際、私の前職の会社がそうでした。

残業時間を理由にする場合、求人票との相違があったことも伝えると効果がアップするのでやってみてください。
ただし、この理由にすると
これから改善するから、と言われたり
残業の少ない部署への異動を提案されると思います。
このように言われたとしても、引き下がってはいけません。
なぜならこのような提案が今すぐに実現できるわけがないからです。
そもそも、すぐに改善できるような話ならとっくに改善出来てるはずです。
残業が多いということは人手不足が要因になってることがほとんどなので、人手が足りなくて忙しい部署から残業が少なく人手が足りてる部署にわざわざ異動させるメリットが何一つありません。
なのでこのような提案があったとしても何年かかるか分からないので、間に受けないようにしましょう。
第4位 思ってた仕事ではなかった
入社前にしっかりと業務内容を確認し、面接や会社説明会でも仕事のことを聞いてたけど、実際働いてみたら思っていたものと違ったというミスマッチですね。
人によってはやりたい仕事が出来る部署に配属されなかったということもあると思います。

この理由だけだと超高確率で異動を提案され、引き止められてしまいます。
やりたいことが実現できそうな部署への異動を受け入れるかどうかは自身の判断に任せますが、先ほどもお話ししたようにすぐの異動は難しいものです。
異動させてもらえるなら、と考えるならいつ頃異動出来るのかをしっかり聞いておきましょう。
上司に辞めることを話してる時点でもう意思が固まってると思うので、他の会社でやってみたいことを合わせて伝えると引き止められる確率も低くなります。
第3位 他にやりたいことが出来た
こちらは第4位の理由をポジティブに変えたものです。
私が前職を退職する時に使ったのもこの理由です。
100%何をやりたいか聞かれると思うので、今の会社では出来ないことを伝えると上司も承諾してもらいやすくなります。
私の場合は、
グループ会社でならそれが出来るからと、グループ会社の異動を提案されました(笑)。
しかし、その会社を事前に調べておき、そこがやってる仕事じゃないと伝えたら承諾して貰えました。
会社全体の業務を調べて、今いる会社ではやっていないような内容を言うのがベストです。
第2位 家庭の事情
第1位とどちらにしようか迷いましたが、引き止められやすさはこちらの方があるかな?と思ったので第2位を家庭の事情にしました。
色々ありますが
家業を継ぐことになったや親の介護をしないといけなくなったといったような実家に帰らざるをえない理由なので引き止められることはないと思います。

実際、私の同僚や友人もこの理由を使って辞めたという話を聞きました。
家庭のことは深く聞けないと思うので、すんなり承諾して貰えるでしょう。
しかし、実家が通える距離にあると引き止められる可能性もあります。
その場合、家のことに専念しないといけないと言いましょう。
第1位 転職先が決まった
家庭の事情とほぼ同率になると思われる理由がこちらです。
有無を言わせない状態に来ているのでもう引き下がれませんね。
上司からしても転職先が決まっていれば、本人の退職の意思は変えられないので、引き止められることはほとんどありません。
転職しようと思った理由は聞かれると思うので、その際も転職先でやりたいことを話しましょう。
決まる前に相談してくれよ、などと言われるかもしれませんが相談したところで何か変わることはないので気にしないようにしましょう。
何よりもう会うことがないかもしれない人なので、怒られても聞き流すのが最適です。
とはいえ、転職先が決まったら速やかに上司に伝え、退職日の交渉をしないといけません。
転職先の入社日が決まっているならそこに合わせたり、現職の退職日によって入社日が決まるなら早く連絡をしないと転職先にも迷惑がかかります。
まとめ
私が考えた引き止められない退職理由を5つ紹介してきました。
ネガティブな理由よりもポジティブな理由の方が納得してもらいやすく、お互い快く終われます。
大事なのは、どんな理由であろうとしっかり自分の意思を持つことです。
引き止められたとしても意思は固いことを伝えましょう。
また、残る人たちと揉めずに退職日を迎えることも重要です。
そのために、少なくとも退職日の1ヶ月以上前には伝えにいきましょう。
コメント