転職先が見つかった、残業、休日出勤、人間関係が嫌で会社を辞めたい...
そう思っても上司に退職の意思を伝えるのは勇気がいりますよね。
思い切って上司と話しをしようと思っても立ち止まってしまい、言えずに時間だけが過ぎてしまう方も多いのではないでしょうか。

そんな方のために、僕が実践した退職の伝え方を伝授します。
伝える前の準備
まずは、退職理由をどう伝えるか考えましょう。
これは会社を辞める時の状況によって違うので、ケース別に解説します。
転職先が決まっている場合
転職先が決まってから、退職の意思を伝えるのがベストです。
すでに内定を貰っていれば、もう後に引けないため、上司も快く承諾してくれるでしょう。
上司との面談では、
既に転職先が決まっていること、入社日が決まっていればそれも合わせて伝えれば、退職日の交渉もしやすくなります。
100%退職理由は聞かれると思うので、その会社でやりたいことを存分に伝えましょう。
「うちの会社ではだめなのか?」と聞かれる場合もあります。
その場合、今の会社では出来ないことを伝えると、より納得しやすくなります。
まだ転職先が決まっていない場合
転職先が決まってない場合、引き止められる可能性が高いです。
僕も転職先を決める前に会社を辞めたので、3人の上司から引き止められました(笑)。
大きな理由としては以下の2点です。
- あてもなく会社を辞めて路頭に迷うことを心配している
- そこまで気持ちが強くないと思われる

転職先が決まっている時の状況と違い、今すぐ辞めなくてもいいわけです。
なので、会社側からすれば引き止めたくなるのは当然のことです。
この場合でも他の会社でやりたいことを伝えれば承諾してくれるでしょう。
間違っても、残業が多いからや人間関係が嫌だ、などネガティブな理由を伝えないように。
業務の改善や他部署への移動を持ち掛けられて引き止められてしまうためです。
上司からこのような提案があったとしてもすぐに対応できないことが大半のため、自分の意思は固くしておきましょう。
辞める理由はポジティブなものにしたほうが、快く承諾してもらえます。
僕は、やりたいことがあること、今の会社ではそれが出来ない、ということを伝えました。
- 自分の意思を固く
- ポジティブな退職理由を伝える
上司への切り出し方
自分の意思を固めて退職を決めたら、早めに上司を呼び出しましょう。
話すタイミング
タイミングとしては退職日の3か月前が一般的と言われています。
しかし、会社の規律上1か月前までに退職届を出すようになっていることが多いです。
また、法律上は14日前と決まっていますが、業務の引継ぎなど慌ただしくなってしまうため、余裕を持って伝えた方が良いです。
スムーズに退職するために、1ヶ月前までには切り出しましょう。
上司を呼び出す方法
対面もしくは、メールで二人きりで話す時間を設けてもらいましょう。
対面では、忙しい時間帯だと聞いてもらえないことや、他の人たちに怪しまれるため、時間を気にせず、他人に見られないメールの方がベターです。
この段階では退職の意思はまだ伝えず、「ご相談したいことがあるので、本日お時間をいただくことは可能でしょうか」などとメールを送ります。
面談で退職の意思を伝える
上司との面談が始まったら事前に考えた理由を伝えましょう。
緊張すると思いますが、自信を持って伝えた方がお互いスッキリします。
自分の人生がかかってるので、がんばって下さい。
引き止められたとしても、意思を固くし、
「考えは変わらない」と強く主張すれば納得してもらえます。
また、退職の交渉に成功したら、これまでの感謝を伝えると良い印象で終われます。
引き止められてしまった時は
僕はこの段階でブレてしまい、一度引き下がってしまいました。
しかし、後日改めて呼び出し、考えは変わらないと言ったら承諾してもらえました。
このように「改めて考えさせて下さい」と言って一度引き下がり、
後日、「やっぱり考えは変わらなかった」という旨を伝えたらすんなり承諾してもらえるものです。
退職理由の奥義
転職先が決まってなく、ポジティブな理由も思いつかない。何を言っても引き止められる。
なんてこともあると思います。

そんな時は、『家庭の事情』を使うと効果バツグンです。
少し心苦しいかもしれませんが、
母親が病気になり看病をしないといけなくなった、介護をすることになったなど。
こういった理由を使えば深く突っ込まれることはありません。
僕の同期はこの理由で辞めていきました。
両親共に元気であれば、会社に嘘をつくことになるのと、両親への罪悪感が生まれるので、この方法は、いざという時だけ使うようにしましょう。
嘘だとしても家庭のことは、詳しく聞けないと思うので大丈夫ですが(笑)。
しっかり話して円満退職で終わりましょう
色々不満があって辞める会社だけど、仕事を教わったり面倒を見てくれたりして下さった方々に、快く見送ってもらえるよう、これまで伝えたことを実践してみて下さい。

色々な不満を全て解消することは難しいですが、早く気持ちを切り替え、何事もなく退職日を迎えられるよう頑張ってください。
退職理由に悩んでる方はこちらの記事もご覧下さい。
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